バランス美容研究家KANAKOです。
タイトルは生物学者ハンス・セリエの言葉。
ハンス・セリエは『ストレス』という言葉を人間の精神状態を示す言葉として医学的に使用した最初の人物なんだそうです。
『ストレス』という言葉は元々物理工学の分野に使われ、
物体になんらかの圧力がかかった状態の事で
その圧力自体を『ストレッサー』と呼び
その圧力に耐えようと物体が歪みながら適応する事を『適応力』と呼びます。
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精神状態を示すストレスには反応の現れ方も人によって違いがあるようで
強いストレスが行動面に影響する人・心理面に影響する人・身体面に影響する人。
ストレスに反応して即座に発散出来ない人はストレスが蓄積し、精神障害が起こりやすくなってしまうのだとか。
以前無料でストレスレベルを計測する機会があったのですが、
肉体的ストレス・精神的ストレス・ストレス適応能力・血液循環・交感神経と副交感神経の数値を見るという体験をさせて頂きました。
無料ですが、アドバイスシートまで頂いて、記載されていた当時の私の状態は
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肉体的ストレスは普通ですが、精神的なストレスが多い状態で一時的に不安、焦り、緊張などの症状を感じる事があります。
幸いにストレス対処能力及び身体機能が正常なので瞑想、呼吸療法などを通じて精神的ストレスを解消してください。
血液循環及び血管状態が良好です。
規則的な生活習慣と積極的な運動で現在の状態を維持、管理してください。
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ちょうどその頃は真夏で猛暑に精神的な負担を感じていた事もあってか、アドバイスシートに記載されていた事がスバリでした(笑)
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ストレスには段階があり
第1期はストレスを感じた直後に抵抗力の落ちこみとそれを盛り返す警告反応期
第2期はストレスになんとか打ち勝とうとする抵抗期
第3期はストレスが長期化する事で疲労困憊し生命力が低下していく困憊期とあり、
現代人はほぼ第3期状態に頷く要素が多いのではないかと私は推測しています。
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ストレッサー(ストレスの要因)は
物理的・科学的・生物的・心理的・社会的・身体的 とカテゴリー分けするとかなり沢山要素がある訳ですが・・・
ハンス・セリエは適度なストレスを持つようにして、負担になるストレスは出来るだけ少なくし、自分なりのストレスを解消する方法を見つけたり受け止め方を変える事が重要であると提唱していて
個人的にも数あるストレッサーに対処するのではなく、今の自分の状態と傾向を知り生活習慣を見直す事が身軽で気軽に生きる近道だろうな〜と楽天家なりに《ストレス》という言葉に向き合ってみました♪
スパイスは使い方によって旨味にも刺激にもなる。
ハンス・セリエの言葉は絶妙です
人生のスパイスで“味”出していきましょう!
私の中で色の世界も大好きな味です。