バランス美容研究家KANAKOです。
“ハーブカラーヘナ”のお話。
ヘナはインドの伝承医学アーユルヴェーダで薬草として伝えられてきたハーブ。
インドではヘアケアとしてはもちろん、結婚式などの祝い事で手や足にメヘンディアートを施すなど親しまれており、
幸運の女神ラクシュミが最も愛す植物と位置づけられているハーブです。
ヘナは植物なので体に優しいのが特長で染色の仕組みは
髪のたんぱく質とヘナの赤色酵素色素が反応し髪のキューティクルのすき間から浸透し、
毛皮質に絡み付く事で髪の毛が染まります。更にダメージを補修し髪の内部の保水力を高め、
毛穴を綺麗にお掃除してくれる素敵な天然ヘアマニキュア(^-^)
ヘナには収れん作用があるので組織や血管を引き締める効果もあるので定期的にヘナを繰り返す事で
髪の毛にツヤとコシが出て丈夫になります♪
黒髪の場合 髪色にほぼ変化はありませんが、白髪の場合ヘナ単品だとオレンジ色に染まります。
▼ヘナ単色で染めた状態▼ 白髪部分がオレンジに。
ヘナにインディゴ(藍色)を配合すればヘナの赤みを抑える事も出来、その他にも色素の強いハーブを配合すればアレンジが楽しめます。
▼ヘナ➕インディゴ ⁑ ヘナで染めた後翌日インディゴ単色染め
赤味が抑えられ落ち着いた色味に。
近年自然派の人が増えヘアサロンのメニューにヘナが浸透している所が増えましたが、
実を言うと私は世の美容室よりも早い段階でヘナに慣れ親しんでいます♪
何故かというと私の母がヘナ歴15年!!
母も元々は美容室の通常カラーで染めていましたが、
彼女は色白で肌が薄くデリケートなのでカラー剤が皮膚刺激となった事がきっかけでヘナと出会い
当時は今ほどヘナがメジャーではなかった為通信販売で取り寄せては自宅で染めていました。
その頃私は高校生だったので長期の休みに入る度ブリーチで脱色を繰り返すスキンケア以外はケミカルまっさかり時代(笑)
18歳あたりからヘナの魅力に気付きヘナ時代が到来、
しかしまた明るい髪色にしたくなりケミカルに‥を繰り返して今に至ります。
現在は地毛を堪能中♪♪
発色やデザイン性を重視したい方はヘアダイ(永久染毛剤)で自身の納得出来るスタイルを追求する方が楽しめると思います。
私も以前は金髪、オレンジ、レッド、アッシュ、マット、3Dカラー etc
色味やデザインを楽しんできたので、満足するまではカラーで個性を満喫して欲しいところです♪
が、本当の意味で頭皮と毛髪の健康を「本気」で考えようとされる方なら私はヘナを断然お勧めします♪
※ヘナでアレルギー反応が出る方もまれにいるのでパッチテストは必ず行ってください※
今まで使用したヘナ:お薦め
・ハナヘナ
・癒し本舗(ヘナ・インディゴ・ターメリック等)
・クシュミのAランクヘナ
他にもヘアサロン時代に使用していたヘナがありましたがメーカー名を忘れました(笑)
一般的に販売されているヘナは染まりの仕上がりを良くするために科学染料(ジアミン)を配合している事が多いので
デリケートな方は皮膚刺激に繋がります。成分表をしっかり見て天然原料100%か必ず確認してくださいね!
ハーブカラーは1度染めよりも何度か繰り返し染める事で色に深みが増していきます。
ホームカラーで髪を傷めず自然素材で白髪染めをされたい方は是非ヘナを使ってみて下さいね!
以上、ハーブカラーヘナのお話でした!